第1回レスポルトカップレスリング選手権大会のルール及び規定に関して

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第1回レスポルトカップレスリング選手権大会のルール及び規定に関して

この度、大会を開くに辺り、レスリングのルール・規定等を説明致します。
本大会は、「少年少女ルール」を採用し、一部本大会仕様ルールにて行います。
少年少女ルールにする理由としては、より参加者にレスリングというスポーツをより味わってもらいたいからです。
一般のルールですと、すぐに勝負がつくルールになっておりますので、より経験がつめる「少年少女ルール」を採用する次第であります。

加えて、試合の為に試合着の「シングレット」を準備するのも費用も掛かりますし、着たくないという人達もいると想定されるので、本大会は、シングレット着用は自由と致します。
シングレットを着用される方は、「赤」「青」のモデルを両方ご準備下さい。

シングレットを試合時に着用されない方は、長袖のシャツ・トレーナー、長ズボンは禁止として、短パン、Tシャツ、スパッツなどで参加は可とする。
赤・青コーナーの判断は試合時に審判がリストバンドの着用を促します。
ヘッドギアの着用は禁止とする。サポーター関連に関しては可とする。

レスリングシューズは、試合参加には必須となりますが、お持ちでない場合は、レンタルも可能です。
※サイズがない場合は対応できない場合も御座いますので、早めにお申し込み下さい。

試合時には、シューズの紐が解けない様に、紐をテーピングで固定して下さい。(※マジックテープのついたシューズも同様とする)

トーナメントに関して、上のパートが「赤」、下のパートが「青」となります。

ルールに関して

1.試合判定

(1)フォール
押さえ込みなどにより、相手選手の両肩がついた状態になって1秒が経過したら、レフリーがマットをたたき、フォールを宣言する(計1秒)。

(2)テクニカルフォール
1つの技が終結した時点で、両者のポイント差が10ポイント以上となった場合。

(3)判定
上記(1) (2)の成立なき場合は、ポイントを多く獲得した選手を判定勝ちとする。

(4)同点の場合
延長戦(最長1ピリオドまで)を行い、先取点を獲得した選手が勝者となる。もし、双方にポイントがない場合は、積極的に攻撃した選手をレフリー、ジャッジ、コントローラーの3名の攻勢判定により勝者を決定する。

2.反則

殴る・蹴る・頭突き
髪を引っ張る
噛みつく
皮膚をつねる
指をつかむ
顔面に手を当てる
シングレットや足のつま先をつかむ
突き飛ばす
試合中のおしゃべり
関節技
締め技

3.失格

重大な販促行為により審判員が失格を宣言した場合
2分以上の試合開始の延長または中断があり、審判員が失格を宣言した場合
感染性のある皮膚病の罹患
その他の大会主催者が試合をすることができないと判断した場合

4.ポイント

1点
相手をマットに制し、背後に回り、コントロールした時。
相手が両腕を伸ばした状態で体を支え、背中とマットの角度が90度未満になった時。
相手を5秒、ニアフォール(肩がマットの方向へ90度未満にかえる)に押さえ込んだ時。
1度目の注意の後、さらに場外逃避・消極的レスリング・反則行為などあった時。
禁止技の宣告があった時。

2点
相手を5秒未満、ニアフォール(肩がマットの方向へ90度未満にかえる)に押さえ込んだ時。
ローリングなどのグラウンド技で相手の肩がマットの方へ90度未満にかえった時(相手を5秒未満)。

3点
相手を5秒以上ニアフォールに押さえ込んだ時。
重大な反則行為・禁止技の宣告があった時。

5.技の停止

ニアフォールに押さえ込んでいても、技が停滞し、フォールに結びつかない場合、スタンドレスリングにする。

6.危険回避

全ての技術展開に於いてレフリーが危険と判断した場合、直ちに試合を停止することができる。

7.連続技

グラウンドレスリングでの回転技などの展開は連続2度までとし、そのあとスタンドレスリングにする。

8.場外定義

場外に出た場合の処置
スタンドレスリングから場外に出た場合は、中央においてスタンドレスリングから再開される。
ただし、場内からの技術展開によるポイントは有効とする。

スタンドの場合
とちらか一方の選手が1足全てが場外に出た場合。

グラウンドの場合
防御側の選手の頭が場外に出た場合。(手や足の一部を場外に伸ばしても場外としない。)

9.躾事項(マナー)

マットに上がる時はハンカチを掲示する。
インターバル時の水分補給は「水」及び「お茶」のみとする。
試合開始時・終了時に対戦選手およびレフリーと握手を行う。また、試合終了後、相手選手のセコンドと握手を行う。
マットを降りる時は一礼する。
選手・監督・コーチはスポーツマンシップに基づいた行動をすること。


「少年少女ルール」を一部改正したルールなりますので、一部大人ルールとなっております。

・フォールがワンコールのみ
・場外の押し出しの1ポイントはなし
・少年少女ルールで禁止の胴締め・さば折り・ダブルネルソン・スリークォーターネルソン・股裂き・スタンド状態からのガブリ返しなどは使用可となっております。
・パッシブの30秒カウントの1ポイント入るルールはなし。但し消極的な場合は審判の判断により点数を追加。
・少年少女ルールの禁止のバック投げ・反り投げ・タックルなどで持ち上げた状態から落とす行為に関してもすべて使用可と致します。
・シングレット着用は自由。
・審判の判断により危険と判断した場合は、試合中停止したりします。

一部本大会ルール仕様となっておりますので、ご理解の方をお願い致します。